作業用や勉強、食事などさまざまな用途に活用される「机」。
子どもから大人まで、一人に一つは必要とさえ言われる家具ですが、
この机を持たないミニマリストさんが増えてきています。
確かに、大きすぎる机は邪魔になりますし、
部屋がよほど広くないと置き場所にも困ってしまいますね。
思い切って処分するのもアリですが、サイズや大きさを変えるだけでも
使い勝手がアップするので、買い替えるという選択肢でも良いと思います。
私は以前横幅の広い机を使っていましたが、
高さも幅もあって邪魔だったので、小さなテーブルタイプの机に替えました。
もっぱら愛用のデスクトップパソコンを置く場所として使用していますが、
引っ越した後はパソコン置き場にせず、他の用途に使おうと考えています。
大型の机を処分してまず感じたことは、
「机って存在感がある家具なんだなあ」ということでした。
存在感があるがゆえに、部屋の中を占領して掃除や
片付けの邪魔になっていたのですが、それがなくなった後は
視覚的にも物理的にもスッキリとして、部屋の居心地がとても良くなりました。
【机を捨てるメリット】
・部屋が広くなる
・作業に集中できる
・掃除しやすくなる
・空きスペースでいろいろなことができる
【机を捨てるデメリット】
・パソコン置き場がない
・食事をする場所がない
・小物を置く場所がない
・勉強や仕事に使うスペースを探さなければならない
ざっくりとメリット・デメリットを書きだしてみましたが、
これから机を捨てる予定のある方は、メリットとデメリットを
よく比較したうえで机の処分を検討してみてください。
そして、机の処遇について答えを出す前に、
まず机をキレイに片付けてみてください。
キレイに整った机を眺めて、本当に必要かな?と冷静に考えます。
そこで再度処分するかどうかを決めていきましょう。
机という存在を冷静に考えるためには、ふだんから
机の上に置きっぱなしにしている物を整頓するところから始めます。
要らない物、ゴミなどは即ゴミ箱へ。
タバコの吸い殻などもそのままにせず、処分します。
机は物置ではないので、汚したままにしておくとそれが習慣化してしまいます。
メモやペン、携帯などこまごまとした物が置いてあったら、
別の場所に一時的に置きましょう。文具類はできれば机ではなく
ペンケースや箱など、文具専用の収納スペースを用意したいところです。
机の上に上げっぱなしの書類はすべてファイリングするか、
箱の中に入れましょう。ビジネス用の重要書類はビジネスバッグに入れ、仮置き場とします。
プリント、書類、書籍などは専用の箱を作り
(段ボール箱でOK)、その中に置きます。
片付けの際には、何がどこに行ったか分かるようにファイリングしておくと安心です。
プリンターやスキャナー、小型の電子機器類なども定番の机上用品ですね。
もちろん電子機器は捨てる必要はありませんが、
仕事や学業に使っていない古い機種や不要な機種は
思い切って処分するか、机の上に置かない方が良いでしょう。
机はある一つの作業に集中する場所なので、
ガジェット類があるとついそちらに目が行ってしまいます。
机の上にパソコンを置いて、プリンターやスキャナーも置いて、
さらにモニターや電話などを置いている方も多いですが、
雑多にならず必要な物だけを並べるようにしましょう。
子どもから大人まで、机の上にある物の代表格が
ティッシュや飲み物ですね。
でも実はティッシュや飲み物を置いていると、
机の周りがゴミだらけになったり、
飲み物を置きっぱなしにするクセがつきやすくなります。
机の上を物置にしないためにも、飲み物は冷蔵庫にしまう、
キッチンに置くといった習慣をつけておくと安心です。
机がキレイに片付いたら、改めて用途を見直してみましょう。
パソコンを使っている方は机がなければ作業できないので必要ですが、
パソコンがないお宅(タブレットやスマホなど)は、机が絶対に必要でしょうか?
食事をするために机を使っている方もいると思います。
でも、机とは別にテーブルがあるのなら、
そちらを使うようにすれば良いと思いますし、
机が何のためにあるのかを考えてみてください。
ふだんたくさんの物に囲まれていると、
それが当たり前になってしまって、
一つ一つ「用途」を考える機会が取れないものです。
その一つが机なのですが、キレイにしたことで
部屋の中で果たす役割を見つめ直す機会を得られると思います。
仕事のために机を使っている方も、
別にテーブルがあるのならそちらを使う方法がありますね。
もしくはテーブルを処分して、机一本に絞ることもできそうです。
結果、「テーブルも机もそれぞれに役割があるので捨てない」と
結論が出た時は、捨てずに取っておきましょう。
大きな机から小さな机にサイズダウンする方法もありますし、
サイズダウンすることで納得できる可能性もあります。
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